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2021.02.17
社員向け現場見学会を開催しました&新聞掲載!
昨年12月の雪が舞う中、奈良県十津川村での現場見学会が開催されました。密を避けるために2日程で1日あたりの参加者を減らし、朝・乗車前・入場前などの検温とアルコール消毒を実施しました。
今回見学する現場は平成23年の紀伊半島水害で大きな被害(流れた土砂量は過去最大)を受けた地区で、施工現場でも崩落の危険があり常に周囲を監視する必要があります。広大なエリアを作業員の安全を守りながら施工するために、今回の工事では建設機械を無人で遠隔操作する設備を実装しました。
建機から離れた場所に作られた操作室では、オペレーターが座る椅子はさながら車や新幹線などの運転シミュレーターのようで、いくつものディスプレイが設置され、建機から送られる建機周辺の映像を見ながら操作ができます。見学会では社員それぞれが椅子に座りオペレーターの体感をしました。
ICT施工は効率(生産性)が課題となり、なかなか爆発的に普及していないのが現状です。効率を上げていくためには実装したうえで習熟を積むしかありません。
私たちは今後の建設業の未来のためにも、技術発展を目指してICT施工を推進してまいります。
↓当日の様子は建設新報社様に取材いただき、新聞掲載されました。