2026年9月16・17日、インフラDX大賞受賞となった奈良県十津川村の当社の施工現場に「和合館工学舎」メンバーの16社31名の方にお越しいただきました。
十津川村では2011年の紀伊半島大水害による山々の深層崩壊(表面的な土砂崩れではなく、深層の地盤ごと崩れる大規模な崩壊)からの復旧途上のエリアが残っており、当社ではその地域の砂防ダム建設などを請け負っています。
ここでは周辺の山が崩れてくる可能性もあり、人命のためにもできるだけ安全に工事を行う必要がありました。当社ではここで約10年、無人施工・遠隔施工を研究して実践してきました。
施工現場はスマホが圏外になる山奥です。遠隔施工に必須の電波はありません。そこで施工現場にスターリンクを導入し遠隔施工を実現しました。
普段の生活では気づきませんが、こうした電波がキャッチできない山奥は実は日本にはたくさんあります。しかしそこには防災工事やインフラメンテナンスのために活動している地域建設業が必ずいます。
今回見学にお越しいただいた「和合館工学舎」は「ちょっと新しいことに取り組む地域建設業の学び合いの場」をプロデュースしており、社長さんやDX部門の方、若手技術者の方が熱心に現場を見学されていました。


インフラDX大賞の先輩である埼玉の方、当社も研修に行かせていただいたBIM導入で先を走る島根の方、本社のフリーアドレス化に大きな影響を与えてくださったDX・AXのフロントランナーの宮崎の方など、諸先輩方の訪問を受け、当社の土木部メンバーは大変よい勉強をさせていただきました。
日本の各地に、地域を守り、良くしようと奮闘する地域建設業がいることを、心強く思います。
当日の様子は和合館工学舎さんのホームぺージでもご覧いただけます。
https://wagokan.or.jp/news/seminar/20260930-1600/